カンピロバクターの食中毒 2023年(令和5年)全国211件
都道府県の前年同期比と、国の統計との検算

厚生労働省の食中毒事件一覧によると、2023年に病因物質がカンピロバクターとされた食中毒は全国で211件・患者2,089人(確定値)です。前年と同じ1年間で比べると、2023年211件・2022年185件(+26件)で、増えた都道府県は20・減った都道府県は21でした。当サイトが記録している自治体の公表表のうち、この年のカンピロバクターの事件17件を国の一覧と1件ずつ突き合わせ、16件が一致しました。

211
全国の件数
2,089
患者数
+26
前年同期(1年間)との差
16
自治体の表と国の一覧で一致した件数
🔎 カンピロバクターとは:鶏肉の生食・加熱不足が主な原因となる細菌性食中毒。潜伏期間が2〜7日と長く、原因食品の特定が難しい類型です。

前年同期比の都道府県順位(1年間・2023年と2022年)

順位・都道府県2023年2022年増減
前年比
全国211185+26
114%
1. 沖縄県209+11
222%
2. 東京都2919+10
153%
3. 神奈川県2014+6
143%
3. 鳥取県71+6
5. 大阪府149+5
156%
5. 香川県72+5
5. 高知県72+5
8. 福岡県2218+4
122%
8. 北海道1612+4
133%
8. 京都府62+4
11. 大分県30+3
12. 山形県42+2
12. 岐阜県31+2
14. 兵庫県32+1
14. 秋田県10+1
14. 新潟県10+1
14. 福井県10+1
14. 三重県10+1
14. 岡山県10+1
14. 佐賀県10+1
21. 福島県44±0
21. 長崎県33±0
21. 長野県22±0
21. 岩手県11±0
25. 埼玉県56−1
83%
25. 広島県45−1
80%
25. 青森県12−1
25. 宮城県12−1
25. 群馬県12−1
25. 滋賀県12−1
25. 鹿児島県12−1
32. 静岡県24−2
32. 和歌山県24−2
32. 宮崎県24−2
32. 石川県13−2
32. 山梨県13−2
32. 栃木県02−2
32. 島根県02−2
32. 山口県02−2
32. 徳島県02−2
41. 愛媛県25−3
40%
41. 茨城県03−3
43. 千葉県15−4
20%
44. 愛知県713−6
54%
45. 熊本県29−7
22%
件数が前年の同じ時期より増えた数の多い順です(同じ数なら今年の件数の多い順)。2023年と2022年はどちらも確定値です。前年比(%)は去年同期が5件以上の県だけに出しています。件数の差には人口・観光客の数や、保健所が食中毒と断定するまでの調べ方の違いも含まれ、その県の食べ物が危ないという意味ではありません。

国の統計との検算表(都道府県別)

都道府県国の一覧自治体の表
当サイトの記録
一致・収録率
北海道16
患者46人
2件
札幌市の表
国の一覧では2件
2件
収録率12.5%
青森県1
患者3人
未収録—
岩手県1
患者35人
未収録—
宮城県1
患者5人
1件
仙台市の表
国の一覧では1件
1件
収録率100.0%
秋田県1
患者3人
未収録—
山形県4
患者28人
未収録—
福島県4
患者56人
未収録—
群馬県1
患者8人
未収録—
埼玉県5
患者20人
1件
さいたま市の表
国の一覧では1件
1件
収録率20.0%
千葉県1
患者5人
0件
千葉県の表
国の一覧では0件
0件
収録率0.0%
東京都29
患者144人
未収録—
神奈川県20
患者69人
0件
相模原市の表
国の一覧では0件
0件
収録率0.0%
新潟県1
患者1人
未収録—
石川県1
患者892人
未収録—
福井県1
患者5人
未収録—
山梨県1
患者2人
未収録—
長野県2
患者48人
未収録—
岐阜県3
患者17人
未収録—
静岡県2
患者36人
未収録—
愛知県7
患者35人
未収録—
三重県1
患者41人
未収録—
滋賀県1
患者3人
未収録—
京都府6
患者91人
未収録—
大阪府14
患者71人
8件
大阪市の表
国の一覧では7件
7件
収録率50.0%
兵庫県3
患者15人
2件
尼崎市・明石市・神戸市・西宮市の表
国の一覧では2件
2件
収録率66.7%
和歌山県2
患者10人
未収録—
鳥取県7
患者25人
未収録—
岡山県1
患者4人
未収録—
広島県4
患者17人
3件
広島市の表
国の一覧では4件
3件
収録率75.0%
香川県7
患者34人
未収録—
愛媛県2
患者12人
未収録—
高知県7
患者87人
未収録—
福岡県22
患者99人
未収録—
佐賀県1
患者3人
未収録—
長崎県3
患者22人
未収録—
熊本県2
患者13人
未収録—
大分県3
患者7人
未収録—
宮崎県2
患者13人
未収録—
鹿児島県1
患者3人
未収録—
沖縄県20
患者61人
未収録—
計211
患者2,089人
17件
8都道府県の表
国の一覧では17件
16件
収録率7.6%
「国の一覧」は厚生労働省の食中毒事件一覧で、県と県内の保健所を置く市の分を合わせた件数です。「自治体の表」は、当サイトが毎日記録している自治体の食中毒発生状況の表のうち、この年・この病因物質の事件の数です(表を収録していない都道府県は「未収録」=0件という意味ではありません)。その下の「国の一覧では◯件」は、表を収録している市・県が厚労省に報告した件数で、自治体の表の件数とそのまま比べられます。「一致」は、その1件ずつが国の一覧の1行と、報告した保健所・発生日・病因物質・患者数で一致したものだけを数えています。収録率=一致した件数÷国の一覧の件数です。

突き合わせの明細(自治体の表の17件)

自治体の表
発生時期・患者数
国の一覧の行
発生日・患者数・原因施設
判定
仙台市
2023-02-24・患者5人
2023-02-24
患者5人・飲食店
国の統計と一致
大阪市
2023-03-10・患者5人
2023-03-10
患者5人・飲食店
国の統計と一致
西宮市
2023-03-28・患者5人
2023-03-28
患者5人・その他
国の統計と一致
広島市
2023年4月・患者8人
2023-04-23
患者8人・飲食店
国の統計と一致
自治体の表は月まで
札幌市
2023年6月・患者3人
2023-06-21
患者3人・飲食店
国の統計と一致
自治体の表は月まで
広島市
2023年6月・患者3人
2023-06-11
患者3人・飲食店
国の統計と一致
自治体の表は月まで
大阪市
2023-06-05・患者4人
2023-06-05
患者4人・不明
国の統計と一致
大阪市
2023-06-25・患者5人
2023-06-25
患者5人・飲食店
国の統計と一致
札幌市
2023年7月・患者7人
2023-07-28
患者7人・飲食店
国の統計と一致
自治体の表は月まで
大阪市
2023-07-20・患者3人
2023-07-20
患者3人・飲食店
国の統計と一致
大阪市
2023-07-20・患者11人
2023-07-20
患者11人・飲食店
国の統計と一致
大阪市
2023-08-14・患者3人
2023-08-14
患者3人・飲食店
国の統計と一致
広島市
2023年9月・患者3人
2023-09-18
患者3人・飲食店
国の統計と一致
自治体の表は月まで
明石市
2023-09-21・患者6人
2023-09-21
患者6人・飲食店
国の統計と一致
大阪市
2023-10-09・患者6人
2023-10-09
患者6人・飲食店
国の統計と一致
大阪市
2023-12-11・患者4人
—国の一覧に見当たらない
さいたま市
2023-12-18・患者3人
2023-12-18
患者3人・飲食店
国の統計と一致
突き合わせの鍵は、報告した保健所(市・県)・発生日(月までしか公表しない自治体は月)・病因物質・患者数の4つです。国の一覧の1行は1件にしか使いません。発生日が同じでも患者数が違うもの(あとから数が直った場合など)は「患者数が違う」とし、一致には数えていません。施設名・事業者名は自治体の表にも国の一覧にも含まれていません。
2026年(全国116件)2025年(全国221件)2024年(全国208件)2022年(全国185件)2021年(全国154件)2020年(全国182件)2019年(全国286件)カンピロバクターの記録(自治体の表)→都道府県別の台帳 →食中毒発生状況アーカイブ →
件数は、保健所が食中毒と断定して厚生労働省に報告した事件の数です(実際に起きた数ではありません)。1人だけの発症でも1件と数えるため、件数と患者数は別の物差しです。病因物質は厚労省の一覧の分類を当サイトの大分類(カンピロバクター)にまとめて数えています。出典:厚生労働省「食中毒統計資料」(食中毒事件一覧速報・過去の食中毒事件一覧)を加工して作成(政府標準利用規約 第2.0版)。自治体の表の出典は明細の下に載せています。訂正・削除のお申し出は掲載基準・削除訂正ポリシーをご覧のうえ運営窓口へ(誤りは確認のうえ速やかに訂正します)。