カンピロバクターの食中毒 2026年(令和8年)全国116件
都道府県の前年同期比と、国の統計との検算・11月2日時点の速報

厚生労働省の食中毒事件一覧によると、2026年に病因物質がカンピロバクターとされた食中毒は全国で116件・患者720人(11月2日までの報告・速報)です。前年と同じ1〜3月で比べると、2026年30件・2025年48件(−18件)で、増えた都道府県は9・減った都道府県は18でした。当サイトが記録している自治体の公表表のうち、この年のカンピロバクターの事件12件を国の一覧と1件ずつ突き合わせ、9件が一致しました。

116
全国の件数(11月2日まで)
720
患者数
−18
前年同期(1〜3月)との差
9
自治体の表と国の一覧で一致した件数
🔎 カンピロバクターとは:鶏肉の生食・加熱不足が主な原因となる細菌性食中毒。潜伏期間が2〜7日と長く、原因食品の特定が難しい類型です。

前年同期比の都道府県順位(1〜3月・2026年と2025年)

⚠️ カンピロバクターだけで見ると、2026年の1〜3月の件数(30件)は、直近3年(確定値)の同じ月の平均(38件)の80%です。全国の全部の病因物質ではほぼ出そろっている月でも、カンピロバクターは報告の遅れが大きいのか、実際に少ないのかを、この速報だけでは見分けられません。前年との差は、次の速報で数字が増えることがあります。
順位・都道府県2026年2025年増減
前年比
全国3048−18
63%
1. 北海道61+5
2. 埼玉県42+2
2. 沖縄県20+2
4. 茨城県10+1
4. 山梨県10+1
4. 長野県10+1
4. 岐阜県10+1
4. 島根県10+1
4. 宮崎県10+1
10. 福岡県22±0
10. 和歌山県11±0
12. 滋賀県23−1
12. 宮城県01−1
12. 栃木県01−1
12. 群馬県01−1
12. 石川県01−1
12. 愛知県01−1
12. 京都府01−1
12. 奈良県01−1
12. 愛媛県01−1
12. 長崎県01−1
22. 神奈川県24−2
22. 兵庫県13−2
22. 静岡県02−2
22. 山口県02−2
22. 高知県02−2
27. 大阪府14−3
27. 香川県03−3
29. 東京都310−7
30%
件数が前年の同じ時期より増えた数の多い順です(同じ数なら今年の件数の多い順)。2026年は11月2日までに報告された速報です。厚労省の一覧に載るまで数か月かかるため、全国の1月からの累計が直近3年の平均の85%以上まで出そろっている1〜3月だけで比べています(決め方と月ごとの出そろい具合は都道府県別の台帳にあります)。前年比(%)は去年同期が5件以上の県だけに出しています。件数の差には人口・観光客の数や、保健所が食中毒と断定するまでの調べ方の違いも含まれ、その県の食べ物が危ないという意味ではありません。

国の統計との検算表(都道府県別)

都道府県国の一覧自治体の表
当サイトの記録
一致・収録率
北海道8
患者40人
1件
札幌市の表
国の一覧では1件
1件
収録率12.5%
岩手県1
患者1人
未収録—
秋田県1
患者4人
未収録—
山形県1
患者1人
未収録—
福島県2
患者7人
未収録—
茨城県2
患者6人
未収録—
栃木県1
患者3人
未収録—
埼玉県6
患者44人
3件
さいたま市の表
国の一覧では3件
3件
収録率50.0%
千葉県2
患者6人
0件
千葉県の表
国の一覧では1件
0件
収録率0.0%
東京都15
患者67人
未収録—
神奈川県4
患者14人
0件
川崎市・相模原市の表
国の一覧では0件
0件
収録率0.0%
富山県1
患者3人
未収録—
福井県4
患者6人
未収録—
山梨県3
患者30人
未収録—
長野県1
患者3人
未収録—
岐阜県6
患者23人
未収録—
静岡県1
患者9人
0件
浜松市の表
国の一覧では0件
0件
収録率0.0%
愛知県3
患者16人
未収録—
三重県2
患者20人
未収録—
滋賀県3
患者30人
未収録—
京都府2
患者9人
0件
京都市の表
国の一覧では2件
0件
収録率0.0%
大阪府9
患者42人
6件
大阪市の表
国の一覧では4件
4件
収録率44.4%
兵庫県1
患者4人
2件
尼崎市・明石市・神戸市・西宮市の表
国の一覧では1件
1件
収録率100.0%
奈良県1
患者5人
未収録—
和歌山県1
患者3人
未収録—
島根県3
患者12人
未収録—
広島県6
患者69人
未収録—
徳島県1
患者3人
未収録—
高知県1
患者12人
未収録—
福岡県10
患者43人
未収録—
佐賀県1
患者6人
未収録—
大分県4
患者134人
未収録—
宮崎県6
患者35人
未収録—
沖縄県3
患者10人
未収録—
計116
患者720人
12件
9都道府県の表
国の一覧では12件
9件
収録率7.8%
「国の一覧」は厚生労働省の食中毒事件一覧で、県と県内の保健所を置く市の分を合わせた件数です。「自治体の表」は、当サイトが毎日記録している自治体の食中毒発生状況の表のうち、この年・この病因物質の事件の数です(表を収録していない都道府県は「未収録」=0件という意味ではありません)。その下の「国の一覧では◯件」は、表を収録している市・県が厚労省に報告した件数で、自治体の表の件数とそのまま比べられます。「一致」は、その1件ずつが国の一覧の1行と、報告した保健所・発生日・病因物質・患者数で一致したものだけを数えています。収録率=一致した件数÷国の一覧の件数です。

突き合わせの明細(自治体の表の12件・表から消えた2件)

自治体の表
発生時期・患者数
国の一覧の行
発生日・患者数・原因施設
判定
さいたま市
2026-01-01・患者3人
2026-01-01
患者3人・飲食店
国の統計と一致
さいたま市
2026-01-18・患者3人
2026-01-18
患者3人・飲食店
国の統計と一致
大阪市
2026-02-15・患者4人
2026-02-15
患者4人・飲食店
国の統計と一致
西宮市
2026-03-31・患者4人
2026-03-31
患者4人・飲食店
国の統計と一致
さいたま市
2026-03-31・患者5人
2026-03-31
患者5人・飲食店
国の統計と一致
大阪市
2026-04-18・患者7人
2026-04-18
患者7人・飲食店
国の統計と一致
大阪市
2026-04-27・患者3人
—自治体の表から消えた記録
突き合わせの対象外
大阪市
2026-04-27・患者3人
2026-04-27
患者3人・飲食店
国の統計と一致
札幌市
2026年5月・患者10人
2026-05-07
患者10人・飲食店
国の統計と一致
自治体の表は月まで
大阪市
2026-05-16・患者3人
—自治体の表から消えた記録
突き合わせの対象外
大阪市
2026-05-16・患者3人
2026-05-16
患者3人・飲食店
国の統計と一致
神戸市
2026-09-19・患者3人
—国の一覧に見当たらない
速報に未掲載の可能性
大阪市
2026-09-26・患者5人
—国の一覧に見当たらない
速報に未掲載の可能性
大阪市
2026-09-27・患者6人
—国の一覧に見当たらない
速報に未掲載の可能性
突き合わせの鍵は、報告した保健所(市・県)・発生日(月までしか公表しない自治体は月)・病因物質・患者数の4つです。国の一覧の1行は1件にしか使いません。発生日が同じでも患者数が違うもの(あとから数が直った場合など)は「患者数が違う」とし、一致には数えていません。2026年は速報のため、自治体が公表していても国の一覧にまだ載っていない事件があります。施設名・事業者名は自治体の表にも国の一覧にも含まれていません。
2025年(全国221件)2024年(全国208件)2023年(全国211件)2022年(全国185件)2021年(全国154件)2020年(全国182件)2019年(全国286件)カンピロバクターの記録(自治体の表)→都道府県別の台帳 →食中毒発生状況アーカイブ →
件数は、保健所が食中毒と断定して厚生労働省に報告した事件の数です(実際に起きた数ではありません)。1人だけの発症でも1件と数えるため、件数と患者数は別の物差しです。病因物質は厚労省の一覧の分類を当サイトの大分類(カンピロバクター)にまとめて数えています。出典:厚生労働省「食中毒統計資料」(食中毒事件一覧速報・過去の食中毒事件一覧)を加工して作成(政府標準利用規約 第2.0版)。自治体の表の出典は明細の下に載せています。訂正・削除のお申し出は掲載基準・削除訂正ポリシーをご覧のうえ運営窓口へ(誤りは確認のうえ速やかに訂正します)。