アニサキスの食中毒 2021年(令和3年)全国346件
都道府県の前年同期比と、国の統計との検算

厚生労働省の食中毒事件一覧によると、2021年に病因物質がアニサキスとされた食中毒は全国で346件・患者356人(確定値)です。前年と同じ1年間で比べると、2021年346件・2020年387件(−41件)で、増えた都道府県は15・減った都道府県は22でした。当サイトが記録している自治体の公表表のうち、この年のアニサキスの事件17件を国の一覧と1件ずつ突き合わせ、17件が一致しました。

346
全国の件数
356
患者数
−41
前年同期(1年間)との差
17
自治体の表と国の一覧で一致した件数
🔎 アニサキスとは:サバ・アジ・サンマ・イカなど生鮮魚介類に寄生する線虫(幼虫)。生食後、数時間〜十数時間で激しい腹痛を起こします。1事件あたりの患者数が1人という届出が大半を占めるため、件数は多くても患者数は伸びにくいのが統計上の特徴です。

前年同期比の都道府県順位(1年間・2021年と2020年)

順位・都道府県2021年2020年増減
前年比
全国346387−41
89%
1. 愛知県2210+12
220%
2. 神奈川県3531+4
113%
2. 福岡県117+4
157%
4. 千葉県96+3
150%
5. 福島県3129+2
107%
5. 埼玉県97+2
129%
5. 岩手県86+2
133%
5. 兵庫県42+2
9. 北海道8180+1
101%
9. 山形県109+1
111%
9. 茨城県32+1
9. 長崎県32+1
9. 静岡県10+1
9. 岡山県10+1
9. 徳島県10+1
16. 鳥取県77±0
100%
16. 大阪府44±0
16. 島根県33±0
16. 岐阜県22±0
16. 熊本県22±0
16. 和歌山県11±0
22. 栃木県56−1
83%
22. 山梨県45−1
80%
22. 福井県23−1
22. 広島県23−1
22. 長野県12−1
22. 秋田県01−1
22. 群馬県01−1
22. 山口県01−1
22. 香川県01−1
31. 石川県68−2
75%
31. 高知県46−2
67%
31. 京都府35−2
60%
31. 宮城県24−2
31. 鹿児島県24−2
36. 新潟県47−3
57%
36. 滋賀県14−3
36. 富山県03−3
36. 沖縄県03−3
40. 三重県04−4
41. 佐賀県511−6
45%
42. 東京都4258−16
72%
43. 宮崎県1537−22
41%
件数が前年の同じ時期より増えた数の多い順です(同じ数なら今年の件数の多い順)。2021年と2020年はどちらも確定値です。前年比(%)は去年同期が5件以上の県だけに出しています。件数の差には人口・観光客の数や、保健所が食中毒と断定するまでの調べ方の違いも含まれ、その県の食べ物が危ないという意味ではありません。

国の統計との検算表(都道府県別)

都道府県国の一覧自治体の表
当サイトの記録
一致・収録率
北海道81
患者82人
10件
札幌市の表
国の一覧では10件
10件
収録率12.3%
岩手県8
患者8人
未収録—
宮城県2
患者2人
2件
仙台市の表
国の一覧では2件
2件
収録率100.0%
山形県10
患者12人
未収録—
福島県31
患者31人
未収録—
茨城県3
患者3人
未収録—
栃木県5
患者5人
未収録—
埼玉県9
患者10人
3件
さいたま市の表
国の一覧では3件
3件
収録率33.3%
千葉県9
患者9人
未収録—
東京都42
患者42人
未収録—
神奈川県35
患者39人
1件
相模原市の表
国の一覧では1件
1件
収録率2.9%
新潟県4
患者4人
未収録—
石川県6
患者6人
未収録—
福井県2
患者2人
未収録—
山梨県4
患者4人
未収録—
長野県1
患者1人
未収録—
岐阜県2
患者2人
未収録—
静岡県1
患者1人
0件
浜松市の表
国の一覧では0件
0件
収録率0.0%
愛知県22
患者22人
未収録—
滋賀県1
患者1人
未収録—
京都府3
患者3人
未収録—
大阪府4
患者4人
未収録—
兵庫県4
患者4人
0件
西宮市の表
国の一覧では0件
0件
収録率0.0%
和歌山県1
患者1人
未収録—
鳥取県7
患者7人
未収録—
島根県3
患者3人
未収録—
岡山県1
患者1人
未収録—
広島県2
患者2人
1件
広島市の表
国の一覧では1件
1件
収録率50.0%
徳島県1
患者1人
未収録—
高知県4
患者4人
未収録—
福岡県11
患者12人
未収録—
佐賀県5
患者5人
未収録—
長崎県3
患者3人
未収録—
熊本県2
患者2人
未収録—
宮崎県15
患者16人
未収録—
鹿児島県2
患者2人
未収録—
計346
患者356人
17件
7都道府県の表
国の一覧では17件
17件
収録率4.9%
「国の一覧」は厚生労働省の食中毒事件一覧で、県と県内の保健所を置く市の分を合わせた件数です。「自治体の表」は、当サイトが毎日記録している自治体の食中毒発生状況の表のうち、この年・この病因物質の事件の数です(表を収録していない都道府県は「未収録」=0件という意味ではありません)。その下の「国の一覧では◯件」は、表を収録している市・県が厚労省に報告した件数で、自治体の表の件数とそのまま比べられます。「一致」は、その1件ずつが国の一覧の1行と、報告した保健所・発生日・病因物質・患者数で一致したものだけを数えています。収録率=一致した件数÷国の一覧の件数です。

突き合わせの明細(自治体の表の17件)

自治体の表
発生時期・患者数
国の一覧の行
発生日・患者数・原因施設
判定
札幌市
2021年1月・患者1人
2021-01-28
患者1人・家庭
国の統計と一致
自治体の表は月まで
札幌市
2021年2月・患者1人
2021-02-23
患者1人・不明
国の統計と一致
自治体の表は月まで
仙台市
2021-03-17・患者1人
2021-03-17
患者1人・飲食店
国の統計と一致
札幌市
2021年6月・患者1人
2021-06-14
患者1人・不明
国の統計と一致
自治体の表は月まで
札幌市
2021年6月・患者1人
2021-06-09
患者1人・不明
国の統計と一致
自治体の表は月まで
札幌市
2021年6月・患者1人
2021-06-14
患者1人・不明
国の統計と一致
自治体の表は月まで
相模原市
2021-06-16・患者1人
2021-06-16
患者1人・販売店
国の統計と一致
さいたま市
2021-06-19・患者1人
2021-06-19
患者1人・不明
国の統計と一致
さいたま市
2021-06-28・患者1人
2021-06-28
患者1人・飲食店
国の統計と一致
札幌市
2021年7月・患者1人
2021-07-09
患者1人・不明
国の統計と一致
自治体の表は月まで
札幌市
2021年7月・患者1人
2021-07-06
患者1人・不明
国の統計と一致
自治体の表は月まで
広島市
2021年7月・患者1人
2021-07-19
患者1人・家庭
国の統計と一致
自治体の表は月まで
さいたま市
2021-09-14・患者1人
2021-09-14
患者1人・不明
国の統計と一致
札幌市
2021年10月・患者1人
2021-10-12
患者1人・家庭
国の統計と一致
自治体の表は月まで
札幌市
2021年10月・患者1人
2021-10-25
患者1人・不明
国の統計と一致
自治体の表は月まで
札幌市
2021年11月・患者1人
2021-11-22
患者1人・不明
国の統計と一致
自治体の表は月まで
仙台市
2021-12-25・患者1人
2021-12-25
患者1人・飲食店
国の統計と一致
突き合わせの鍵は、報告した保健所(市・県)・発生日(月までしか公表しない自治体は月)・病因物質・患者数の4つです。国の一覧の1行は1件にしか使いません。発生日が同じでも患者数が違うもの(あとから数が直った場合など)は「患者数が違う」とし、一致には数えていません。施設名・事業者名は自治体の表にも国の一覧にも含まれていません。
2026年(全国100件)2025年(全国281件)2024年(全国332件)2023年(全国432件)2022年(全国570件)2020年(全国387件)2019年(全国330件)アニサキスの記録(自治体の表)→都道府県別の台帳 →食中毒発生状況アーカイブ →
件数は、保健所が食中毒と断定して厚生労働省に報告した事件の数です(実際に起きた数ではありません)。1人だけの発症でも1件と数えるため、件数と患者数は別の物差しです。病因物質は厚労省の一覧の分類を当サイトの大分類(アニサキス)にまとめて数えています。出典:厚生労働省「食中毒統計資料」(食中毒事件一覧速報・過去の食中毒事件一覧)を加工して作成(政府標準利用規約 第2.0版)。自治体の表の出典は明細の下に載せています。訂正・削除のお申し出は掲載基準・削除訂正ポリシーをご覧のうえ運営窓口へ(誤りは確認のうえ速やかに訂正します)。