ウエルシュ菌の食中毒 2023年(令和5年)全国28件
都道府県の前年同期比と、国の統計との検算

厚生労働省の食中毒事件一覧によると、2023年に病因物質がウエルシュ菌とされた食中毒は全国で28件・患者1,097人(確定値)です。前年と同じ1年間で比べると、2023年28件・2022年22件(+6件)で、増えた都道府県は13・減った都道府県は9でした。当サイトが記録している自治体の公表表のうち、この年のウエルシュ菌の事件5件を国の一覧と1件ずつ突き合わせ、5件が一致しました。

28
全国の件数
1,097
患者数
+6
前年同期(1年間)との差
5
自治体の表と国の一覧で一致した件数
🔎 ウエルシュ菌とは:カレー・煮込み料理などを大量調理し室温放置した場合に増える細菌。給食施設等での集団事例が知られます。

前年同期比の都道府県順位(1年間・2023年と2022年)

順位・都道府県2023年2022年増減
前年比
全国2822+6
127%
1. 兵庫県30+3
2. 神奈川県53+2
2. 北海道20+2
4. 千葉県21+1
4. 大阪府21+1
4. 宮城県10+1
4. 茨城県10+1
4. 富山県10+1
4. 石川県10+1
4. 和歌山県10+1
4. 徳島県10+1
4. 香川県10+1
4. 福岡県10+1
14. 山梨県11±0
15. 東京都45−1
80%
15. 群馬県01−1
15. 長野県01−1
15. 静岡県01−1
15. 広島県01−1
15. 大分県01−1
15. 宮崎県01−1
22. 愛知県13−2
22. 山口県02−2
件数が前年の同じ時期より増えた数の多い順です(同じ数なら今年の件数の多い順)。2023年と2022年はどちらも確定値です。前年比(%)は去年同期が5件以上の県だけに出しています。件数の差には人口・観光客の数や、保健所が食中毒と断定するまでの調べ方の違いも含まれ、その県の食べ物が危ないという意味ではありません。

国の統計との検算表(都道府県別)

都道府県国の一覧自治体の表
当サイトの記録
一致・収録率
北海道2
患者61人
2件
札幌市の表
国の一覧では2件
2件
収録率100.0%
宮城県1
患者21人
1件
仙台市の表
国の一覧では1件
1件
収録率100.0%
茨城県1
患者11人
未収録—
千葉県2
患者51人
1件
千葉県の表
国の一覧では1件
1件
収録率50.0%
東京都4
患者149人
未収録—
神奈川県5
患者422人
0件
相模原市の表
国の一覧では0件
0件
収録率0.0%
富山県1
患者12人
未収録—
石川県1
患者18人
未収録—
山梨県1
患者5人
未収録—
愛知県1
患者17人
未収録—
大阪府2
患者129人
0件
大阪市の表
国の一覧では0件
0件
収録率0.0%
兵庫県3
患者134人
1件
尼崎市・明石市・神戸市・西宮市の表
国の一覧では1件
1件
収録率33.3%
和歌山県1
患者15人
未収録—
徳島県1
患者6人
未収録—
香川県1
患者32人
未収録—
福岡県1
患者14人
未収録—
計28
患者1,097人
5件
8都道府県の表
国の一覧では5件
5件
収録率17.9%
「国の一覧」は厚生労働省の食中毒事件一覧で、県と県内の保健所を置く市の分を合わせた件数です。「自治体の表」は、当サイトが毎日記録している自治体の食中毒発生状況の表のうち、この年・この病因物質の事件の数です(表を収録していない都道府県は「未収録」=0件という意味ではありません)。その下の「国の一覧では◯件」は、表を収録している市・県が厚労省に報告した件数で、自治体の表の件数とそのまま比べられます。「一致」は、その1件ずつが国の一覧の1行と、報告した保健所・発生日・病因物質・患者数で一致したものだけを数えています。収録率=一致した件数÷国の一覧の件数です。

突き合わせの明細(自治体の表の5件)

自治体の表
発生時期・患者数
国の一覧の行
発生日・患者数・原因施設
判定
仙台市
2023-04-22・患者21人
2023-04-22
患者21人・飲食店
国の統計と一致
神戸市
2023-05-07・患者98人
2023-05-08
患者98人・事業場-給食施設-老人ホーム
国の統計と一致
発生日が1日ずれ
札幌市
2023年6月・患者17人
2023-06-11
患者17人・飲食店
国の統計と一致
自治体の表は月まで
札幌市
2023年6月・患者44人
2023-06-19
患者44人・病院-給食施設
国の統計と一致
自治体の表は月まで
千葉県
2023-06-16・患者27人
2023-06-08
患者27人・病院-給食施設
国の統計と一致
自治体の表の日付は発表日
突き合わせの鍵は、報告した保健所(市・県)・発生日(月までしか公表しない自治体は月)・病因物質・患者数の4つです。国の一覧の1行は1件にしか使いません。発生日が同じでも患者数が違うもの(あとから数が直った場合など)は「患者数が違う」とし、一致には数えていません。施設名・事業者名は自治体の表にも国の一覧にも含まれていません。
2026年(全国20件)2025年(全国33件)2024年(全国43件)2022年(全国22件)2021年(全国30件)2020年(全国23件)2019年(全国22件)ウエルシュ菌の記録(自治体の表)→都道府県別の台帳 →食中毒発生状況アーカイブ →
件数は、保健所が食中毒と断定して厚生労働省に報告した事件の数です(実際に起きた数ではありません)。1人だけの発症でも1件と数えるため、件数と患者数は別の物差しです。病因物質は厚労省の一覧の分類を当サイトの大分類(ウエルシュ菌)にまとめて数えています。出典:厚生労働省「食中毒統計資料」(食中毒事件一覧速報・過去の食中毒事件一覧)を加工して作成(政府標準利用規約 第2.0版)。自治体の表の出典は明細の下に載せています。訂正・削除のお申し出は掲載基準・削除訂正ポリシーをご覧のうえ運営窓口へ(誤りは確認のうえ速やかに訂正します)。