クドア(粘液胞子虫)の食中毒 2025年(令和7年)全国22件
都道府県の前年同期比と、国の統計との検算

厚生労働省の食中毒事件一覧によると、2025年に病因物質がクドア(粘液胞子虫)とされた食中毒は全国で22件・患者207人(確定値)です。前年と同じ1年間で比べると、2025年22件・2024年23件(−1件)で、増えた都道府県は9・減った都道府県は11でした。当サイトが記録している自治体の公表表のうち、この年のクドア(粘液胞子虫)の事件2件を国の一覧と1件ずつ突き合わせ、2件が一致しました。

22
全国の件数
207
患者数
−1
前年同期(1年間)との差
2
自治体の表と国の一覧で一致した件数
🔎 クドア(粘液胞子虫)とは:ヒラメなどに寄生する粘液胞子虫。生食後、数時間で一過性の嘔吐・下痢を起こします。

前年同期比の都道府県順位(1年間・2025年と2024年)

順位・都道府県2025年2024年増減
前年比
全国2223−1
96%
1. 愛媛県20+2
2. 長崎県21+1
2. 石川県10+1
2. 長野県10+1
2. 大阪府10+1
2. 兵庫県10+1
2. 鳥取県10+1
2. 徳島県10+1
2. 宮崎県10+1
10. 富山県22±0
10. 広島県11±0
10. 佐賀県11±0
13. 大分県45−1
80%
13. 愛知県12−1
13. 香川県12−1
13. 福岡県12−1
13. 茨城県01−1
13. 東京都01−1
13. 新潟県01−1
13. 山梨県01−1
13. 岡山県01−1
13. 山口県01−1
13. 熊本県01−1
件数が前年の同じ時期より増えた数の多い順です(同じ数なら今年の件数の多い順)。2025年と2024年はどちらも確定値です。前年比(%)は去年同期が5件以上の県だけに出しています。件数の差には人口・観光客の数や、保健所が食中毒と断定するまでの調べ方の違いも含まれ、その県の食べ物が危ないという意味ではありません。

国の統計との検算表(都道府県別)

都道府県国の一覧自治体の表
当サイトの記録
一致・収録率
富山県2
患者11人
未収録—
石川県1
患者12人
未収録—
長野県1
患者13人
未収録—
愛知県1
患者5人
未収録—
大阪府1
患者4人
1件
大阪市の表
国の一覧では1件
1件
収録率100.0%
兵庫県1
患者11人
1件
尼崎市・明石市・神戸市・西宮市の表
国の一覧では1件
1件
収録率100.0%
鳥取県1
患者13人
未収録—
広島県1
患者5人
0件
広島市の表
国の一覧では0件
0件
収録率0.0%
徳島県1
患者15人
未収録—
香川県1
患者2人
未収録—
愛媛県2
患者25人
未収録—
福岡県1
患者3人
未収録—
佐賀県1
患者8人
未収録—
長崎県2
患者13人
未収録—
大分県4
患者49人
未収録—
宮崎県1
患者18人
未収録—
計22
患者207人
2件
9都道府県の表
国の一覧では2件
2件
収録率9.1%
「国の一覧」は厚生労働省の食中毒事件一覧で、県と県内の保健所を置く市の分を合わせた件数です。「自治体の表」は、当サイトが毎日記録している自治体の食中毒発生状況の表のうち、この年・この病因物質の事件の数です(表を収録していない都道府県は「未収録」=0件という意味ではありません)。その下の「国の一覧では◯件」は、表を収録している市・県が厚労省に報告した件数で、自治体の表の件数とそのまま比べられます。「一致」は、その1件ずつが国の一覧の1行と、報告した保健所・発生日・病因物質・患者数で一致したものだけを数えています。収録率=一致した件数÷国の一覧の件数です。

突き合わせの明細(自治体の表の2件)

自治体の表
発生時期・患者数
国の一覧の行
発生日・患者数・原因施設
判定
大阪市
2025-08-20・患者4人
2025-08-20
患者4人・飲食店
国の統計と一致
明石市
2025-12-04・患者11人
2025-12-04
患者11人・飲食店
国の統計と一致
突き合わせの鍵は、報告した保健所(市・県)・発生日(月までしか公表しない自治体は月)・病因物質・患者数の4つです。国の一覧の1行は1件にしか使いません。発生日が同じでも患者数が違うもの(あとから数が直った場合など)は「患者数が違う」とし、一致には数えていません。施設名・事業者名は自治体の表にも国の一覧にも含まれていません。
2026年(全国30件)2024年(全国23件)2023年(全国22件)2022年(全国11件)2019年(全国17件)クドア(粘液胞子虫)の記録(自治体の表)→都道府県別の台帳 →食中毒発生状況アーカイブ →
件数は、保健所が食中毒と断定して厚生労働省に報告した事件の数です(実際に起きた数ではありません)。1人だけの発症でも1件と数えるため、件数と患者数は別の物差しです。病因物質は厚労省の一覧の分類を当サイトの大分類(クドア(粘液胞子虫))にまとめて数えています。出典:厚生労働省「食中毒統計資料」(食中毒事件一覧速報・過去の食中毒事件一覧)を加工して作成(政府標準利用規約 第2.0版)。自治体の表の出典は明細の下に載せています。訂正・削除のお申し出は掲載基準・削除訂正ポリシーをご覧のうえ運営窓口へ(誤りは確認のうえ速やかに訂正します)。