クドア(粘液胞子虫)の食中毒 2026年(令和8年)全国30件
都道府県の前年同期比と、国の統計との検算・11月2日時点の速報

厚生労働省の食中毒事件一覧によると、2026年に病因物質がクドア(粘液胞子虫)とされた食中毒は全国で30件・患者281人(11月2日までの報告・速報)です。前年と同じ1〜3月で比べると、2026年18件・2025年13件(+5件)で、増えた都道府県は9・減った都道府県は8でした。当サイトが記録している自治体の公表表のうち、この年のクドア(粘液胞子虫)の事件1件を国の一覧と1件ずつ突き合わせ、1件が一致しました。

30
全国の件数(11月2日まで)
281
患者数
+5
前年同期(1〜3月)との差
1
自治体の表と国の一覧で一致した件数
🔎 クドア(粘液胞子虫)とは:ヒラメなどに寄生する粘液胞子虫。生食後、数時間で一過性の嘔吐・下痢を起こします。

前年同期比の都道府県順位(1〜3月・2026年と2025年)

順位・都道府県2026年2025年増減
前年比
全国1813+5
138%
1. 和歌山県40+4
2. 広島県30+3
3. 福井県20+2
3. 鳥取県20+2
5. 京都府10+1
5. 兵庫県10+1
5. 島根県10+1
5. 山口県10+1
5. 福岡県10+1
10. 富山県12−1
10. 長崎県12−1
10. 長野県01−1
10. 愛知県01−1
10. 香川県01−1
10. 佐賀県01−1
16. 愛媛県02−2
17. 大分県03−3
件数が前年の同じ時期より増えた数の多い順です(同じ数なら今年の件数の多い順)。2026年は11月2日までに報告された速報です。厚労省の一覧に載るまで数か月かかるため、全国の1月からの累計が直近3年の平均の85%以上まで出そろっている1〜3月だけで比べています(決め方と月ごとの出そろい具合は都道府県別の台帳にあります)。前年比(%)は去年同期が5件以上の県だけに出しています。件数の差には人口・観光客の数や、保健所が食中毒と断定するまでの調べ方の違いも含まれ、その県の食べ物が危ないという意味ではありません。

国の統計との検算表(都道府県別)

都道府県国の一覧自治体の表
当サイトの記録
一致・収録率
新潟県2
患者17人
未収録—
富山県2
患者43人
未収録—
福井県2
患者13人
未収録—
京都府2
患者13人
0件
京都市の表
国の一覧では1件
0件
収録率0.0%
兵庫県1
患者29人
1件
尼崎市・明石市・神戸市・西宮市の表
国の一覧では1件
1件
収録率100.0%
和歌山県4
患者33人
未収録—
鳥取県2
患者11人
未収録—
島根県1
患者15人
未収録—
広島県6
患者52人
未収録—
山口県2
患者18人
未収録—
福岡県3
患者22人
未収録—
長崎県2
患者11人
未収録—
大分県1
患者4人
未収録—
計30
患者281人
1件
9都道府県の表
国の一覧では2件
1件
収録率3.3%
「国の一覧」は厚生労働省の食中毒事件一覧で、県と県内の保健所を置く市の分を合わせた件数です。「自治体の表」は、当サイトが毎日記録している自治体の食中毒発生状況の表のうち、この年・この病因物質の事件の数です(表を収録していない都道府県は「未収録」=0件という意味ではありません)。その下の「国の一覧では◯件」は、表を収録している市・県が厚労省に報告した件数で、自治体の表の件数とそのまま比べられます。「一致」は、その1件ずつが国の一覧の1行と、報告した保健所・発生日・病因物質・患者数で一致したものだけを数えています。収録率=一致した件数÷国の一覧の件数です。

突き合わせの明細(自治体の表の1件)

自治体の表
発生時期・患者数
国の一覧の行
発生日・患者数・原因施設
判定
明石市
2026-03-20・患者29人
2026-03-20
患者29人・飲食店
国の統計と一致
突き合わせの鍵は、報告した保健所(市・県)・発生日(月までしか公表しない自治体は月)・病因物質・患者数の4つです。国の一覧の1行は1件にしか使いません。発生日が同じでも患者数が違うもの(あとから数が直った場合など)は「患者数が違う」とし、一致には数えていません。2026年は速報のため、自治体が公表していても国の一覧にまだ載っていない事件があります。施設名・事業者名は自治体の表にも国の一覧にも含まれていません。
2025年(全国22件)2024年(全国23件)2023年(全国22件)2022年(全国11件)2019年(全国17件)クドア(粘液胞子虫)の記録(自治体の表)→都道府県別の台帳 →食中毒発生状況アーカイブ →
件数は、保健所が食中毒と断定して厚生労働省に報告した事件の数です(実際に起きた数ではありません)。1人だけの発症でも1件と数えるため、件数と患者数は別の物差しです。病因物質は厚労省の一覧の分類を当サイトの大分類(クドア(粘液胞子虫))にまとめて数えています。出典:厚生労働省「食中毒統計資料」(食中毒事件一覧速報・過去の食中毒事件一覧)を加工して作成(政府標準利用規約 第2.0版)。自治体の表の出典は明細の下に載せています。訂正・削除のお申し出は掲載基準・削除訂正ポリシーをご覧のうえ運営窓口へ(誤りは確認のうえ速やかに訂正します)。