食中毒は何月に多いのか|発生月別の記録【416件・患者数5,382人】

自治体公表の食中毒発生状況・日次観測 自治体が公表する食中毒発生状況の記録416件を発生月で並べ直した集計です。複数年ぶんを月ごとに合算しているため、季節による出方の違いが見えます。

3月
件数が最も多い月(52件)
9月
件数が最も少ない月(21件)
1月
患者数が最も多い月(1,041人)
件数が最も多い季節(131件)
📊 「事件の数が多い月」と「患者が多い月」は一致しません。当アーカイブの記録では、事件数が最多なのは3月(52件)ですが、患者数が最多なのは1月(1,041人)です。1人発症で届出される寄生虫(アニサキス等)は件数を押し上げ、1事件で数十〜数百人規模になるウイルス・細菌は患者数を押し上げるためです。

発生月別の件数と患者数

発生月件数患者数
1月41
1,041
2月40
655
3月52
931
4月39
581
5月40
448
6月43
495
7月32
177
8月25
125
9月21
144
10月33
101
11月25
190
12月25
494
発生日が「月」までしか公表されていない事例も、その月に数えています(日付が公表されている事例はその日の月)。年をまたいで合算した分布です。

季節別の内訳

季節件数割合患者数
春(3〜5月)13131.5%1,960
冬(12〜2月)10625.5%2,190
夏(6〜8月)10024%797
秋(9〜11月)7919%435

病因物質×発生月(どの月にどれが出るか)

病因物質123456789101112
アニサキス7899131917101020113136
ノロウイルス253031147612213131
カンピロバクター52910101078644681
自然毒(植物性・動物性)4264117
その他・不明21132211
ウエルシュ菌111429
サルモネラ属菌114118
腸管出血性大腸菌・病原大腸菌31217
黄色ブドウ球菌221117
ヒスタミン1135
記録が5件以上ある病因物質のみ掲載。セルの濃さはその行(病因物質)の中での多寡を表し、行をまたいだ比較ではありません。数字は件数(患者数ではありません)。
🔎 病因物質ごとの最多月(当アーカイブの記録上):アニサキス=10月(20件)、ノロウイルス=3月(31件)、カンピロバクター=6月(10件)、自然毒(植物性・動物性)=10月(6件)、その他・不明=5月(3件)、ウエルシュ菌=6月(4件)、サルモネラ属菌=7月(4件)、腸管出血性大腸菌・病原大腸菌=5月(3件)、黄色ブドウ球菌=8月(2件)、ヒスタミン=11月(3件)。件数が少ない物質ほど最多月は偶然に左右されます。
🗓️ 読み方の注意:ここでの件数は保健所が探知し食中毒と断定した事件の数です。受診しなかった人・届出に至らなかった事例は含まれません。また収録は11自治体・2016年〜2026年分に限られるため、全国の季節傾向そのものではなく本アーカイブに記録された範囲での分布です。
食中毒発生状況アーカイブ →アニサキス(136)ノロウイルス(131)カンピロバクター(81)自然毒(植物性・動物性)(17)ウエルシュ菌(9)サルモネラ属菌(8)腸管出血性大腸菌・病原大腸菌(7)黄色ブドウ球菌(7)ヒスタミン(5)クドア(粘液胞子虫)(4)飲食店(254)家庭(32)製造所・販売店(20)
📊 出典リンク付きでの引用・転載は自由です(例:「出典: 食品衛生アーカイブ https://shokuhin-archive.com/chudoku/kisetsu/」)。本層は自治体が公表した食中毒発生状況(統計表)の事実を当サイトのスキーマで記録したものです(原文の転載ではありません)。原因施設の名称・所在地は元の公表にも含まれていません。件数は保健所が探知・断定した事件数であり、実際の発生数ではありません。