食中毒は何月に多いのか|発生月別の記録【534件・患者数7,645人】

自治体公表の食中毒発生状況・日次観測 自治体が公表する食中毒発生状況の記録534件を発生月で並べ直した集計です。複数年ぶんを月ごとに合算しているため、季節による出方の違いが見えます。

3月
件数が最も多い月(67件)
11月
件数が最も少ない月(30件)
1月
患者数が最も多い月(1,335人)
春
件数が最も多い季節(166件)
📊 「事件の数が多い月」と「患者が多い月」は一致しません。当アーカイブの記録では、事件数が最多なのは3月(67件)ですが、患者数が最多なのは1月(1,335人)です。1人発症で届出される寄生虫(アニサキス等)は件数を押し上げ、1事件で数十〜数百人規模になるウイルス・細菌は患者数を押し上げるためです。

発生月別の件数と患者数

発生月件数患者数
1月53
1,335
2月52
869
3月67
1,178
4月45
711
5月54
728
6月53
887
7月40
320
8月36
186
9月33
482
10月40
149
11月30
212
12月31
588
発生日が「月」までしか公表されていない事例も、その月に数えています(日付が公表されている事例はその日の月)。年をまたいで合算した分布です。

季節別の内訳

季節件数割合患者数
春(3〜5月)16631.1%2,617
冬(12〜2月)13625.5%2,792
夏(6〜8月)12924.2%1,393
秋(9〜11月)10319.3%843

病因物質×発生月(どの月にどれが出るか)

病因物質123456789101112計
ノロウイルス314035181282221317171
アニサキス139139182319121121134165
カンピロバクター5316121312101311657113
自然毒(植物性・動物性)1——441———85124
ウエルシュ菌1——124—32———13
黄色ブドウ球菌———1—122221—11
サルモネラ属菌————115—11—110
腸管出血性大腸菌・病原大腸菌————31—131——9
その他・不明1—1—122—1———8
ヒスタミン1——————2——3—6
記録が5件以上ある病因物質のみ掲載。セルの濃さはその行(病因物質)の中での多寡を表し、行をまたいだ比較ではありません。数字は件数(患者数ではありません)。
🔎 病因物質ごとの最多月(当アーカイブの記録上):ノロウイルス=2月(40件)、アニサキス=6月(23件)、カンピロバクター=3月(16件)、自然毒(植物性・動物性)=10月(8件)、ウエルシュ菌=6月(4件)、黄色ブドウ球菌=10月(2件)、サルモネラ属菌=7月(5件)、腸管出血性大腸菌・病原大腸菌=5月(3件)、その他・不明=7月(2件)、ヒスタミン=11月(3件)。件数が少ない物質ほど最多月は偶然に左右されます。
🗓️ 読み方の注意:ここでの件数は保健所が探知し食中毒と断定した事件の数です。受診しなかった人・届出に至らなかった事例は含まれません。また収録は15自治体・2016年〜2026年分に限られるため、全国の季節傾向そのものではなく本アーカイブに記録された範囲での分布です。
食中毒発生状況アーカイブ →ノロウイルス(171)アニサキス(165)カンピロバクター(113)自然毒(植物性・動物性)(24)ウエルシュ菌(13)黄色ブドウ球菌(11)サルモネラ属菌(10)腸管出血性大腸菌・病原大腸菌(9)ヒスタミン(6)クドア(粘液胞子虫)(4)飲食店(331)家庭(40)製造所・販売店(27)
📊 出典リンク付きでの引用・転載は自由です(例:「出典: 食品衛生アーカイブ https://shokuhin-archive.com/chudoku/kisetsu/」)。本層は自治体が公表した食中毒発生状況(統計表)の事実を当サイトのスキーマで記録したものです(原文の転載ではありません)。原因施設の名称・所在地は元の公表にも含まれていません。件数は保健所が探知・断定した事件数であり、実際の発生数ではありません。