ミャンマー産 輸入食品の食品衛生法違反事例【62件】

厚労省公表由来 ミャンマーを生産国とする輸入食品の違反事例アーカイブ(2015年度〜・全件)。

📊 ミャンマー産の違反は累計62件。違反類型の上位は成分規格不適合(24件)、シアン化合物(13件)、その他(11件)。よく見られる品目は緑豆、バター豆、ゴマの種子など。

ミャンマー産食品の安全性は、この記録から何が言えるか(違反品の措置)

🛡 ミャンマー産食品の違反62件のうち、公表データの措置欄に記載があるのは62件(100.0%)。内訳は廃棄・積み戻し等で国内の食用流通に至っていない記録が52件(83.9%)販売済み・消費済みと記録されたものが6件(9.7%)です(2026-09-05時点)。
措置(公表文の語で分類)件数記載のあった62件に占める割合公表文の表記例
廃棄・積み戻し等(国内の食用流通に至っていない記録)5283.9%廃棄/積み戻し/第三国輸出/食用外転用(飼料等)/焼却
販売済み・消費済みと記録されたもの69.7%全量販売済み/一部消費済み、残余販売済み/廃棄、積み戻し等を指示(一部販売済み、残余保管中)
上記のいずれの語も含まない記載46.5%規格基準改正により解除
厚労省の公表データの措置欄に書かれた語を機械的に数えたものです。「販売済」「消費済」のいずれかを含む行を先に分け、残りのうち「廃棄」「積み戻し」「第三国」「食用外」「転用」「焼却」のいずれかを含む行を廃棄・積み戻し等としました(両方を含む「一部販売済み、残余廃棄」等は販売・消費済み側に数えています)。措置欄に記載のない0件は推測で振り分けずこの表から除いています。「上記のいずれの語も含まない記載」には、原文の記載ゆれで措置以外の文言(違反の原因など)が措置欄に入っている行も含まれます。書き換えずそのまま数えています。この内訳は「違反として公表された食品がその後どう処理されたか」の記録であり、ミャンマー産食品が安全である/危険であることの証明ではありません。件数は輸入量と国の検査計画に比例するため、件数の多さは危険度の順位でもありません。国内で実際に発生した食中毒の記録は食中毒発生状況アーカイブ(416件)、流通後に回収された商品の記録は自主回収アーカイブに別途収録しています。制度の詳細は厚生労働省 輸入食品監視業務が一次情報です。

年度推移

年度件数
2019年度3
2020年度0
2021年度16
2022年度4
2023年度3
2024年度4
2025年度8
2026年度3

違反類型・品目

緑豆(17)バター豆(14)ゴマの種子(10)即席めん:ビーフン(4)加熱後摂取冷凍食品:えび類(3)揚げ豆類(2)野草加工品及び香辛料:とうが(2)生鮮バター豆(2)

ミャンマー産で違反が記録された品目カテゴリ

品名の文字列に対する機械的なキーワード一致で品目カテゴリに分類できた55件(ミャンマー産62件の88.7%)の内訳です。残る7件はどのカテゴリの規則にも一致しなかったため、推測で振り分けずこの表から除いています(分類規則は記録方法で開示)。リンクのあるカテゴリは、その品目の全生産国の違反事例をまとめた品目ハブに移動できます。件数は輸入量・検査件数にも比例するため、品目や国の危険度を示すものではありません。

実際に何が検出されたのか(検出項目の内訳)

🔬 ミャンマー産62件のうち、不適格内容の文言に検出項目名が書かれていたのは59件。多い順にシアン化合物(18件)チアメトキサム(16件)イミダクロプリド(8件)です(2026-09-05時点)。
検出項目(公表文の表記)区分件数項目名の記載があった59件に占める割合
シアン化合物その他1830.5%
チアメトキサム残留農薬1627.1%
イミダクロプリド残留農薬813.6%
ソルビン酸食品添加物58.5%
アフラトキシンカビ毒35.1%
細菌数微生物・衛生指標23.4%
二酸化硫黄食品添加物23.4%
サイクラミン酸食品添加物11.7%
安息香酸食品添加物11.7%
フィプロニル残留農薬11.7%
E.coli(大腸菌)微生物・衛生指標11.7%
大腸菌群微生物・衛生指標11.7%
厚労省の公表データの不適格内容欄に、あらかじめ定めた主要な検出項目名が書かれているかどうかを機械的に数えたものです(ミャンマー産62件のうち、いずれかの項目名を含んでいたのは59件=95.2%)。1件の公表文に複数の項目が書かれている場合は各行に重複して数えています。掲げているのは主要な項目に限られ、公表文に現れる物質名を網羅したものではありません(どの項目名にも一致しなかった3件は、推測で振り分けずこの表から除いています)。件数は検査で見つかって公表された回数であり、その食品にどれだけ含まれているか・どれだけ危険かを示すものではありません。基準値は品目ごとに異なり、基準を超えて検出されたことは直ちに健康被害が生じたことを意味しません。分類規則は記録方法で開示しています。

どの検査で見つかったのか(検査の種類)

検査の種類件数記載のあった62件に占める割合制度上の位置づけ
検査命令2946.8%厚生労働大臣が輸入者に検査を義務づけたもの(検査結果が出るまで輸入手続きを進められない)
モニタリング検査1422.6%国が年間計画に基づいて行う抜取検査
自主検査1219.4%輸入者が自ら行う検査
行政検査812.9%検疫所が行う検査
厚労省の公表データの備考欄に書かれた検査の種類をそのまま数えたものです(ミャンマー産62件のうち、上の4区分のいずれかの記載があったのは62件=100.0%)。うち1件は2種類以上が併記されているため、その件数は各行に重複して数えています。検査の種類の構成は輸入量と国の検査計画に左右されるため、この内訳は安全性・危険度の指標ではありません。制度の詳細は厚生労働省 輸入食品監視業務が一次情報です。

公表文に書かれた違反の原因

公表された原因(原文のまま)件数記載のあった48件に占める割合
輸送中に増加510.4%
隣接農場からの農薬のドリフトによる汚染36.3%
輸送中高温多湿によるシアン濃度の上昇36.3%
規格基準の認識不足24.2%
輸送の過程で増加と推測24.2%
偏在性による24.2%
希釈倍率の誤認24.2%
天候不順24.2%
厚労省の公表データの原因欄の記載を、文言を変えずそのまま集計したものです(ミャンマー産62件のうち記載があったのは48件=77.4%・記載の種類は33通り、上位8件を表示)。当サイトによる要約・言い換え・まとめ直しは行っていません。原因欄が空欄の14件は推測で補完せず除いています(「特定できず」と公表されているものは、その記載のまま1行として数えています)。

最近の事例(62件)

公表日品名生産国条文不適格内容輸入者措置
2026-05-21水産動物類調味品:えび類(Ajima Yakhine Ngapi Htung Sミャンマー第13条第2項使用基準不適合(ソルビン酸カリウム(ソルビン酸として) 0.79 g/kg 検出(原料の発酵エビ株式会社 輝源全量販売済み
2026-04-06揚げ豆類(WIN ASSORTED FRIED BEANS (SPECIAL)/ミャンマー第13条第2項使用基準不適合(シアン化合物 69ppm 検出)合同会社 MIZUNO TRADING廃棄
2026-04-06揚げ豆類(MATOKEMA 7 FRIED BEAN)ミャンマー第13条第2項使用基準不適合(シアン化合物 47ppm 検出)合同会社 MIZUNO TRADING廃棄
2026-03-18即席めん(ノンフライめん):ビーフン(Ame Shan Koryae エミ シャミャンマー第13条第2項使用基準不適合(ソルビン酸カリウム(ソルビン酸として) 0.52 g/kg 検出(原料の調味料に株式会社 輝源廃棄、積み戻し等を指示(一部販売済み、残余保管中)
2026-03-18即席めん(ノンフライめん):ビーフン(Ame Shan Pyar エミサンピャ)ミャンマー第13条第2項使用基準不適合(ソルビン酸カリウム(ソルビン酸として) 0.38 g/kg 検出(原料の調味料に株式会社 輝源廃棄、積み戻し等を指示(一部販売済み、残余保管中)
2026-03-18即席めん(ノンフライめん):ビーフン(Ame Shan Koryae エミ シャミャンマー第13条第2項使用基準不適合(ソルビン酸カリウム(ソルビン酸として) 0.52 g/kg 検出(原料の調味料に株式会社 輝源廃棄、積み戻し等を指示(一部販売済み、残余保管中)
2026-03-18即席めん(ノンフライめん):ビーフン(Ame Shan Pyar エミサンピャ)ミャンマー第13条第2項使用基準不適合(ソルビン酸カリウム(ソルビン酸として) 0.38 g/kg 検出(原料の調味料に株式会社 輝源廃棄、積み戻し等を指示(一部販売済み、残余保管中)
2025-12-25レトルト殺菌食品:スープ類/シチュー類(Mi Lay San Fish Currミャンマー第12条及び第13条第2項指定外添加物(サイクラミン酸 0.065 g/kg 検出)、使用基準不適合(安息香酸ナトリウム 株式会社 輝源一部消費済み、残余販売済み
2025-10-17とうがらし調整品(Fried Chilli powder 煎り唐辛子粉)ミャンマー第6条第2号アフラトキシン 17μg/kg(B1:17.0 μg/kg)検出株式会社 輝源廃棄
2025-08-29ライマ豆ミャンマー第13条第2項シアン化合物 570 ppm 検出双日食料 株式会社積み戻し
2025-07-24バター豆ミャンマー第13条第2項シアン化合物 510 ppm 検出豊通食料 株式会社廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2024-10-03バター豆ミャンマー第13条第2項シアン化合物 530 ppm 検出積み戻し
2024-10-03野草加工品及び香辛料:とうがらし(ROASTED CHILLI FLAKE)ミャンマー第13条第3項13条3項に基づき人の健康を損なうおそれのない量として定める量を超えて残留(トリアゾホス 0.0廃棄
2024-08-21野草加工品及び香辛料:とうがらし(DRIED CHILLI FLAKE)ミャンマー第13条第3項13条3項に基づき人の健康を損なうおそれのない量として定める量を超えて残留(トリアゾホス 0.0廃棄
2024-06-12緑豆ミャンマー第13条第2項成分規格不適合(チアメトキサム 0.08 ppm 検出)積み戻し
2024-03-29緑豆ミャンマー第13条第2項成分規格不適合(チアメトキサム 0.08 ppm 検出)廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2023-12-07バター豆ミャンマー第13条第2項シアン化合物 530 ppm 検出廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2023-05-29バター豆ミャンマー第13条第2項シアン化合物 550 ppm 検出積み戻し
2022-11-04バター豆ミャンマー第13条第2項シアン化合物 540 ppm 検出廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2022-10-31緑豆ミャンマー第13条第2項成分規格不適合(チアメトキサム 0.06 ppm 検出)廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2022-10-17緑豆(MOONG DAL YELLOW)ミャンマー第13条第2項成分規格不適合(チアメトキサム 0.08 ppm 検出)廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2022-09-28バター豆(BUTTER BEANS)ミャンマー第13条第2項シアン化合物 520 ppm 検出廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2022-02-14バター豆ミャンマー第13条第2項シアン化合物 610 ppm 検出廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2022-01-31バター豆ミャンマー第13条第2項シアン化合物 560 ppm 検出廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2021-08-25生鮮バター豆ミャンマー第13条第2項シアン化合物 510 ppm 検出廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2021-08-16生鮮バター豆ミャンマー第13条第2項シアン化合物 540 ppm 検出積み戻し
2021-07-09緑豆ミャンマー第13条第2項成分規格不適合(チアメトキサム 0.24 ppm 検出)積み戻し
2021-07-05緑豆(MOONG DHAL YELLOW)ミャンマー第13条第2項成分規格不適合(チアメトキサム 0.07 ppm 検出)積み戻し
2021-06-30緑豆ミャンマー第13条第2項成分規格不適合(チアメトキサム 0.20 ppm 検出)廃棄
2021-06-21緑豆ミャンマー第13条第2項成分規格不適合(チアメトキサム 0.17 ppm 検出)第三国輸出
2021-06-11緑豆ミャンマー第13条第2項成分規格不適合(チアメトキサム 0.11 ppm 検出)廃棄
2021-06-11緑豆ミャンマー第13条第2項成分規格不適合(チアメトキサム 0.14 ppm 検出)廃棄
2021-06-09緑豆ミャンマー第13条第2項成分規格不適合(チアメトキサム 0.19 ppm 検出)第三国輸出
2021-06-09緑豆ミャンマー第13条第2項成分規格不適合(チアメトキサム 0.42 ppm 検出)積み戻し
2021-05-31緑豆ミャンマー第13条第2項成分規格不適合(チアメトキサム 0.38 ppm 検出)食用外転用(飼料用)
2021-05-20緑豆ミャンマー第13条第2項成分規格不適合(チアメトキサム 0.24 ppm 検出)第三国輸出
2021-05-18緑豆ミャンマー第13条第2項成分規格不適合(チアメトキサム 0.29 ppm 検出)第三国輸出
2021-05-14緑豆ミャンマー第13条第2項成分規格不適合(チアメトキサム 0.25 ppm 検出)第三国輸出
2020-03-05加熱後摂取冷凍食品(凍結直前未加熱):えび類(天然海老フライ)ミャンマー第11条第2項成分規格不適合(細菌数 8.8×10⁶ /g)廃棄
2020-01-15バター豆ミャンマー第11条第2項シアン化合物 510 ppm 検出積み戻し
2019-12-27加熱後摂取冷凍食品(凍結直前未加熱):えび類(天然海老フライ)ミャンマー第11条第2項成分規格不適合(細菌数 6.3×10⁶ /g)廃棄
2018-05-16ゴマの種子ミャンマー第6条第2号アフラトキシン 12 μg/kg (B1:12 )検出積み戻し
2018-05-08ゴマの種子ミャンマー第6条第2号アフラトキシン 11 μg/kg (B1:11 )検出積み戻し
2017-09-25加熱後摂取冷凍食品(凍結直前未加熱):えび類(FROZEN BREADED PDミャンマー第11条第2項成分規格不適合(E.coli 陽性)積み戻し
2017-07-18緑豆ミャンマー第11条第2項成分規格不適合(フィプロニル 0.004 ppm 検出)積み戻し
2017-05-16ゴマの種子ミャンマー第11条第3項11条3項に基づき人の健康を損なうおそれのない量として定める量を超えて残留(イミダクロプリド 0規格基準改正により解除
2017-01-25ゴマの種子ミャンマー第11条第3項11条3項に基づき人の健康を損なうおそれのない量として定める量を超えて残留(イミダクロプリド 0積み戻し
2017-01-05ゴマの種子ミャンマー第11条第3項11条3項に基づき人の健康を損なうおそれのない量として定める量を超えて残留(イミダクロプリド 0規格基準改正により解除
2016-12-15ゴマの種子ミャンマー第11条第3項11条3項に基づき人の健康を損なうおそれのない量として定める量を超えて残留(イミダクロプリド 0規格基準改正により解除
2016-12-12ゴマの種子ミャンマー第11条第3項11条3項に基づき人の健康を損なうおそれのない量として定める量を超えて残留(イミダクロプリド 0規格基準改正により解除
2016-12-05ゴマの種子ミャンマー第11条第3項11条3項に基づき人の健康を損なうおそれのない量として定める量を超えて残留(イミダクロプリド 0積み戻し
2016-10-24ゴマの種子ミャンマー第11条第3項11条3項に基づき人の健康を損なうおそれのない量として定める量を超えて残留(イミダクロプリド 0積み戻し(第三国)
2016-08-01ゴマの種子ミャンマー第11条第3項11条3項に基づき人の健康を損なうおそれのない量として定める量を超えて残留(イミダクロプリド 0積み戻し(第三国)
2016-07-05生食用冷凍鮮魚介類:いか類(FROZEN SQUID GESO)ミャンマー第11条第2項成分規格不適合(大腸菌群 陽性)積み戻し
冷凍はもすり身(FROZEN HAMO SURIMI)ミャンマー第11条第3項11条3項に基づき人の健康を損なうおそれのない量として定める量を超えて残留(クロルピリホス 0.廃棄
バター豆ミャンマー第6条第1号異臭・腐敗・変敗及びカビの発生を認めた廃棄
塩蔵たけのこ(GIANT BAMBOO SHOOT)ミャンマー第11条第2項使用基準不適合(次亜硫酸ナトリウム(二酸化硫黄として) 0.11 g/kg検出)廃棄
塩蔵たけのこ(FERMENTED BANBOO SHOOT)ミャンマー第11条第2項使用基準不適合(次亜硫酸ナトリウム(二酸化硫黄として) 0.12 g/kg検出)廃棄
バター豆ミャンマー第11条第2項シアン化合物 510 ppm 検出積み戻し
バター豆ミャンマー第11条第2項成分規格不適合(シアン化合物 540 ppm 検出)積み戻し
バター豆ミャンマー第11条第2項成分規格不適合(シアン化合物 510 ppm 検出)積み戻し
バター豆ミャンマー第11条第2項成分規格不適合(シアン化合物 520 ppm 検出)積み戻し
全件は年度別アーカイブ参照。違反は輸入時検査での不適格判定であり、ミャンマー産食品全般の安全性を示すものではありません。
📊 出典リンク付きでの引用・転載は自由です(例:「出典: 食品衛生アーカイブ https://shokuhin-archive.com/country/myanmar/」)。