イタリア産「器具・容器包装(食器・調理器具)」の輸入食品 食品衛生法違反事例【14件】

厚労省公表由来 生産国がイタリアで、品名が「器具・容器包装(食器・調理器具)」に該当する輸入時違反事例のアーカイブ(2015年度〜・全件)。

📊 イタリア産の「器具・容器包装(食器・調理器具)」の違反は累計14件(イタリア産全体314件の4.5%・「器具・容器包装(食器・調理器具)」全体355件の3.9%)。違反類型の上位はその他(13件)、成分規格不適合(1件)。よく見られる品名は組み合わせ器具、陶器製飲食器具、ゴム製その他の器具:など。

イタリア産の「器具・容器包装(食器・調理器具)」の安全性は、この記録から何が言えるか(違反品の措置)

🛡 イタリア産の「器具・容器包装(食器・調理器具)」の違反14件のうち、公表データの措置欄に記載があるのは14件(100.0%)。内訳は廃棄・積み戻し等で国内の食用流通に至っていない記録が14件(100.0%)、販売済み・消費済みと記録されたものが0件(0.0%)です(2026-11-03時点)。
措置(公表文の語で分類)件数記載のあった14件に占める割合公表文の表記例
廃棄・積み戻し等(国内の食用流通に至っていない記録)14100.0%廃棄/積み戻し/第三国輸出/食用外転用(飼料等)/焼却
厚労省の公表データの措置欄に書かれた語を機械的に数えたものです。「販売済」「消費済」のいずれかを含む行を先に分け、残りのうち「廃棄」「積み戻し」「第三国」「食用外」「転用」「焼却」のいずれかを含む行を廃棄・積み戻し等としました(両方を含む「一部販売済み、残余廃棄」等は販売・消費済み側に数えています)。措置欄に記載のない0件は推測で振り分けずこの表から除いています。「上記のいずれの語も含まない記載」には、原文の記載ゆれで措置以外の文言(違反の原因など)が措置欄に入っている行も含まれます。書き換えずそのまま数えています。この内訳は「違反として公表された食品がその後どう処理されたか」の記録であり、イタリア産の「器具・容器包装(食器・調理器具)」が安全である/危険であることの証明ではありません。件数は輸入量と国の検査計画に比例するため、件数の多さは危険度の順位でもありません。国内で実際に発生した食中毒の記録は食中毒発生状況アーカイブ(534件)、流通後に回収された商品の記録は自主回収アーカイブに別途収録しています。制度の詳細は厚生労働省 輸入食品監視業務が一次情報です。

年度推移

年度件数
2019年度0
2020年度1
2021年度2
2022年度0
2023年度1
2024年度2
2025年度2
2026年度0

違反類型・品名

組み合わせ器具(2)陶器製飲食器具(2)ゴム製その他の器具:(1)磁器製飲食器具:BULGAR(1)ポリアミド製器具:BACCH(1)その他の器具:銅合金製(1)その他の器具:ジェラート原料(1)その他の器具:ジェラート製造(1)

実際に何が検出されたのか(検出項目の内訳)

🔬 イタリア産の「器具・容器包装(食器・調理器具)」14件のうち、不適格内容の文言に検出項目名が書かれていたのは12件。多い順に鉛(7件)、カプロラクタム(4件)、亜鉛(1件)です(2026-11-03時点)。区分でまとめると重金属・材質8件、器具・容器包装の材質4件です(1件の公表文に複数の区分が書かれている場合は各区分に1件ずつ数えています)。
検出項目(公表文の表記)区分件数項目名の記載があった12件に占める割合
鉛重金属・材質758.3%
カプロラクタム器具・容器包装の材質433.3%
亜鉛重金属・材質18.3%
厚労省の公表データの不適格内容欄に、あらかじめ定めた主要な検出項目名が書かれているかどうかを機械的に数えたものです(イタリア産の「器具・容器包装(食器・調理器具)」14件のうち、いずれかの項目名を含んでいたのは12件=85.7%)。1件の公表文に複数の項目が書かれている場合は各行に重複して数えています。掲げているのは主要な項目に限られ、公表文に現れる物質名を網羅したものではありません(どの項目名にも一致しなかった2件は、推測で振り分けずこの表から除いています)。件数は検査で見つかって公表された回数であり、その食品にどれだけ含まれているか・どれだけ危険かを示すものではありません。基準値は品目ごとに異なり、基準を超えて検出されたことは直ちに健康被害が生じたことを意味しません。分類規則は記録方法で開示しています。

どの検査で見つかったのか(検査の種類)

検査の種類件数記載のあった14件に占める割合制度上の位置づけ
自主検査14100.0%輸入者が自ら行う検査
厚労省の公表データの備考欄に書かれた検査の種類をそのまま数えたものです(イタリア産の「器具・容器包装(食器・調理器具)」14件のうち、上の4区分のいずれかの記載があったのは14件=100.0%)。検査の種類の構成は輸入量と国の検査計画に左右されるため、この内訳は安全性・危険度の指標ではありません。制度の詳細は厚生労働省 輸入食品監視業務が一次情報です。

公表文に書かれた違反の原因

公表された原因(原文のまま)件数記載のあった11件に占める割合
日本の基準の認識不足545.5%
食品衛生法の認識不十分327.3%
装飾用として製造された皿のため19.1%
成型機の清掃不足19.1%
材質の事前確認不十分19.1%
厚労省の公表データの原因欄の記載を、文言を変えずそのまま集計したものです(イタリア産の「器具・容器包装(食器・調理器具)」14件のうち記載があったのは11件=78.6%・記載の種類は5通り、上位5件を表示)。当サイトによる要約・言い換え・まとめ直しは行っていません。原因欄が空欄の3件は推測で補完せず除いています(「特定できず」と公表されているものは、その記載のまま1行として数えています)。

事例(14件)

公表日品名生産国条文不適格内容輸入者措置
2026-03-31磁器製飲食器具:BULGARI CERAMIC TRAY HOMCOL49イタリア第18条第2項成分規格不適合(鉛 不適(11μg/cm²))ブルガリ・ジャパン 合同会社積み戻し
2025-10-29ゴム製その他の器具:(DEBONINGROLL NB70 250/2 白)イタリア第18条第2項材質別規格不適合(蒸発残留物 (水) 73μg/ml 検出)株式会社 ビブン積み戻し
2024-11-06組み合わせ器具(SMALL BIRD SHAPED WHISTLE)イタリア第18条第2項材質別規格不適合(カプロラクタム 15 μg/ml を越える(ポリアミド))廃棄
2024-11-06組み合わせ器具(FISCHIETTO PER 3909)イタリア第18条第2項材質別規格不適合(カプロラクタム 15 μg/ml を越える(ポリアミド))廃棄
2023-08-28ポリアミド(ナイロン)製器具:BACCHI ESPRESSO部品(INSULATイタリア第18条第2項材質別規格不適合(カプロラクタム 不適)廃棄
2022-01-19陶器製飲食器具(Round Dinner Plate)イタリア第18条第2項材質別規格不適合(鉛 不適(11 μg/cm² 検出 ))廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2022-01-19陶器製飲食器具(Square Wave Plate)イタリア第18条第2項材質別規格不適合(鉛 不適(400 μg/cm² 検出 ))廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2020-12-22その他の器具:銅合金製(PISTON LEVA GROUP)イタリア第18条第2項原材料一般の規格不適合(鉛 不適合(0.17%))廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2017-01-05その他の器具(ポリエチレン製):フタ&パッキン(HARMONIA JAR)イタリア第18条第2項材質別規格不適合(鉛 不適)廃棄
2016-11-17ニッケルメッキ真鍮製器具:NICKELPL. BRASS SHAFTイタリア第18条第2項材質別規格不適合(鉛 2.6% 検出)積み戻し
2016-11-17金メッキ真鍮製器具:CHROMEPL. BODYイタリア第18条第2項材質別規格不適合(鉛 1.8% 検出)積み戻し
2016-09-14その他の器具(フッ素樹脂):ジェラート原料殺菌機のパーツイタリア第18条第2項材質別規格不適合(重金属 不適)廃棄
2016-09-14その他の器具(ゴム製):ジェラート製造機のパーツイタリア第18条第2項材質別規格不適合(亜鉛 不適)廃棄
その他の器具(ナイロン製):ガラス蓋用ネジ止めパッキンイタリア第18条第2項材質別規格不適合(カプロラクタム 20 μg/ml 検出)廃棄
全件です。違反は輸入時検査での不適格判定であり、イタリア産の「器具・容器包装(食器・調理器具)」全般の安全性を示すものではありません。件数は輸入量・検査率に比例します。

イタリア産の他の品目

「器具・容器包装(食器・調理器具)」の他の生産国

📊 出典リンク付きでの引用・転載は自由です(例:「出典: 食品衛生アーカイブ https://shokuhin-archive.com/country/italy/kigu-yoki/」)。