インドネシア産「冷凍食品(その他)」の輸入食品 食品衛生法違反事例【25件】

厚労省公表由来 生産国がインドネシアで、品名が「冷凍食品(その他)」に該当する輸入時違反事例のアーカイブ(2015年度〜・全件)。

📊 インドネシア産の「冷凍食品(その他)」の違反は累計25件(インドネシア産全体239件の10.5%・「冷凍食品(その他)」全体999件の2.5%)。違反類型の上位は成分規格不適合(23件)、シアン化合物(2件)。よく見られる品名は加熱後摂取冷凍食品:豆類の調、無加熱摂取冷凍食品:おくら、加熱後摂取冷凍食品:果実の調など。

インドネシア産の「冷凍食品(その他)」の安全性は、この記録から何が言えるか(違反品の措置)

🛡 インドネシア産の「冷凍食品(その他)」の違反25件のうち、公表データの措置欄に記載があるのは25件(100.0%)。内訳は廃棄・積み戻し等で国内の食用流通に至っていない記録が25件(100.0%)、販売済み・消費済みと記録されたものが0件(0.0%)です(2026-11-03時点)。
措置(公表文の語で分類)件数記載のあった25件に占める割合公表文の表記例
廃棄・積み戻し等(国内の食用流通に至っていない記録)25100.0%廃棄/積み戻し/第三国輸出/食用外転用(飼料等)/焼却
厚労省の公表データの措置欄に書かれた語を機械的に数えたものです。「販売済」「消費済」のいずれかを含む行を先に分け、残りのうち「廃棄」「積み戻し」「第三国」「食用外」「転用」「焼却」のいずれかを含む行を廃棄・積み戻し等としました(両方を含む「一部販売済み、残余廃棄」等は販売・消費済み側に数えています)。措置欄に記載のない0件は推測で振り分けずこの表から除いています。「上記のいずれの語も含まない記載」には、原文の記載ゆれで措置以外の文言(違反の原因など)が措置欄に入っている行も含まれます。書き換えずそのまま数えています。この内訳は「違反として公表された食品がその後どう処理されたか」の記録であり、インドネシア産の「冷凍食品(その他)」が安全である/危険であることの証明ではありません。件数は輸入量と国の検査計画に比例するため、件数の多さは危険度の順位でもありません。国内で実際に発生した食中毒の記録は食中毒発生状況アーカイブ(534件)、流通後に回収された商品の記録は自主回収アーカイブに別途収録しています。制度の詳細は厚生労働省 輸入食品監視業務が一次情報です。

年度推移

年度件数
2019年度1
2020年度2
2021年度3
2022年度1
2023年度1
2024年度2
2025年度7
2026年度0

違反類型・品名

加熱後摂取冷凍食品:豆類の調(4)無加熱摂取冷凍食品:おくら(4)加熱後摂取冷凍食品:果実の調(4)無加熱摂取冷凍食品:その他の(2)無加熱摂取冷凍食品:果実の調(2)加熱後摂取冷凍食品:キャッサ(2)加熱後摂取冷凍食品:蒲焼うな(1)加熱後摂取冷凍食品:FROZ(1)

実際に何が検出されたのか(検出項目の内訳)

🔬 インドネシア産の「冷凍食品(その他)」25件のうち、不適格内容の文言に検出項目名が書かれていたのは25件。多い順に大腸菌群(9件)、細菌数(9件)、E.coli(大腸菌)(8件)です(2026-11-03時点)。区分でまとめると微生物・衛生指標23件、その他3件です(1件の公表文に複数の区分が書かれている場合は各区分に1件ずつ数えています)。
検出項目(公表文の表記)区分件数項目名の記載があった25件に占める割合
大腸菌群微生物・衛生指標936.0%
細菌数微生物・衛生指標936.0%
E.coli(大腸菌)微生物・衛生指標832.0%
シアン化合物その他312.0%
厚労省の公表データの不適格内容欄に、あらかじめ定めた主要な検出項目名が書かれているかどうかを機械的に数えたものです(インドネシア産の「冷凍食品(その他)」25件のうち、いずれかの項目名を含んでいたのは25件=100.0%)。1件の公表文に複数の項目が書かれている場合は各行に重複して数えています。掲げているのは主要な項目に限られ、公表文に現れる物質名を網羅したものではありません(どの項目名にも一致しなかった0件は、推測で振り分けずこの表から除いています)。件数は検査で見つかって公表された回数であり、その食品にどれだけ含まれているか・どれだけ危険かを示すものではありません。基準値は品目ごとに異なり、基準を超えて検出されたことは直ちに健康被害が生じたことを意味しません。分類規則は記録方法で開示しています。

どの検査で見つかったのか(検査の種類)

検査の種類件数記載のあった25件に占める割合制度上の位置づけ
自主検査1976.0%輸入者が自ら行う検査
モニタリング検査416.0%国が年間計画に基づいて行う抜取検査
検査命令312.0%厚生労働大臣が輸入者に検査を義務づけたもの(検査結果が出るまで輸入手続きを進められない)
厚労省の公表データの備考欄に書かれた検査の種類をそのまま数えたものです(インドネシア産の「冷凍食品(その他)」25件のうち、上の4区分のいずれかの記載があったのは25件=100.0%)。うち1件は2種類以上が併記されているため、その件数は各行に重複して数えています。検査の種類の構成は輸入量と国の検査計画に左右されるため、この内訳は安全性・危険度の指標ではありません。制度の詳細は厚生労働省 輸入食品監視業務が一次情報です。

公表文に書かれた違反の原因

公表された原因(原文のまま)件数記載のあった18件に占める割合
生産環境の管理不備211.1%
製造ラインの洗浄不足211.1%
器具の洗浄不足・作業時間の管理不足211.1%
事前検査不十分15.6%
製造工程の管理不十分15.6%
器具及び作業員の手指消毒不十分15.6%
冷却・包装時の衛生管理不足15.6%
日本の基準の認識不足15.6%
厚労省の公表データの原因欄の記載を、文言を変えずそのまま集計したものです(インドネシア産の「冷凍食品(その他)」25件のうち記載があったのは18件=72.0%・記載の種類は15通り、上位8件を表示)。当サイトによる要約・言い換え・まとめ直しは行っていません。原因欄が空欄の7件は推測で補完せず除いています(「特定できず」と公表されているものは、その記載のまま1行として数えています)。

事例(25件)

公表日品名生産国条文不適格内容輸入者措置
2025-12-01加熱後摂取冷凍食品(凍結直前未加熱):豆類の調整品(FROZEN TEMPEH(インドネシア第13条第2項成分規格不適合(E.coli 陽性)株式会社 スギヤアシスト廃棄
2025-09-26無加熱摂取冷凍食品:おくら(FROZEN OKURA SLICE)インドネシア第13条第2項成分規格不適合(大腸菌群 陽性)積み戻し
2025-09-26加熱後摂取冷凍食品(凍結直前未加熱):果実の調整品(FROZEN YOUNG Jインドネシア第13条第2項成分規格不適合(細菌数 6.8✕10⁷ /g、E.coli 陽性)廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2025-09-26無加熱摂取冷凍食品:おくら(FROZEN OKURA SLICE)インドネシア第13条第2項成分規格不適合(大腸菌群 陽性)松田産業 株式会社積み戻し
2025-09-26加熱後摂取冷凍食品(凍結直前未加熱):果実の調整品(FROZEN YOUNG Jインドネシア第13条第2項成分規格不適合(細菌数 6.8✕10⁷ /g、E.coli 陽性)株式会社 三共メタル廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2025-08-29加熱後摂取冷凍食品(凍結直前未加熱):豆類の調整品(SAMFOOD TEMPE)インドネシア第13条第2項成分規格不適合(E.coli 陽性)廃棄
2025-08-29加熱後摂取冷凍食品(凍結直前未加熱):豆類の調整品(SAMFOOD TEMPE)インドネシア第13条第2項成分規格不適合(E.coli 陽性)株式会社 SAMFOOD INTERNATION廃棄
2025-02-27加熱後摂取冷凍食品(凍結直前未加熱):果実の調整品(FROZEN BOILED インドネシア第13条第2項成分規格不適合(細菌数 1.1✕10 ⁷/g)廃棄
2025-02-27加熱後摂取冷凍食品(凍結直前未加熱):豆類の調整品(テンペ(TEMPE))インドネシア第13条第2項成分規格不適合(E.coli 陽性)廃棄
2023-11-13無加熱摂取冷凍食品:その他の水産動物類(冷凍 ウニ)インドネシア第13条第2項成分規格不適合(細菌数 2.2✕10⁶ /g)廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2022-05-30加熱後摂取冷凍食品(凍結直前未加熱):果実の調整品(FROZEN GRATED インドネシア第13条第2項成分規格不適合(細菌数 1.7×10⁷ /g、E.coli 陽性)廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2021-06-21加熱後摂取冷凍食品(凍結直前加熱):蒲焼うなぎインドネシア第13条第2項成分規格不適合(大腸菌群 陽性)廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2021-05-18無加熱摂取冷凍食品:果実の調整品(FROZEN COCONUT DRINK 45インドネシア第13条第2項成分規格不適合(大腸菌群 陽性)廃棄
2021-05-18無加熱摂取冷凍食品:果実の調整品(FROZEN COCONUT DRINK 70インドネシア第13条第2項成分規格不適合(大腸菌群 陽性)廃棄
2021-03-23無加熱摂取冷凍食品:おくら(スライス)インドネシア第13条第2項成分規格不適合(大腸菌群 陽性)廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2021-03-23無加熱摂取冷凍食品:おくら(ホール)インドネシア第13条第2項成分規格不適合(大腸菌群 陽性)廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2020-01-24加熱後摂取冷凍食品(凍結直前未加熱):キャッサバインドネシア第6条第2号シアン化合物 39 mg/kg 検出廃棄
2018-01-30加熱後摂取冷凍食品(凍結直前加熱):キャッサバインドネシア第6条第2号及び第11条第2項シアン化合物 63 mg/kg 検出及び成分規格不適合(細菌数 1.2×10⁷ /g)廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
2017-12-26無加熱摂取冷凍食品:FROZEN YELLOWFIN NEGITOROインドネシア第11条第2項成分規格不適合(大腸菌群 陽性)廃棄
2017-09-12無加熱摂取冷凍食品:その他の魚類(FROZEN TUNA TATAKI)インドネシア第11条第2項成分規格不適合(大腸菌群 陽性)積み戻し
2017-07-27加熱後摂取冷凍食品(凍結直前未加熱):FROZEN CASSAVAインドネシア第6条第2号シアン化合物 72 mg/kg 検出積み戻し(第三国)
2017-03-02加熱後摂取冷凍食品(凍結直前未加熱):蒲焼きうなぎ(FROZEN GRILLEDインドネシア第11条第2項成分規格不適合(E.coli 陽性)積み戻し
無加熱摂取冷凍食品:急凍シラス(FROZEN BOILED ANCHOVY)インドネシア第11条第2項成分規格不適合(細菌数 1.2 ×10⁵ /g)食用外転用(飼料)
無加熱摂取冷凍食品:しゃこ(FROZEN BOILED MANTIS SHRIMインドネシア第11条第2項成分規格不適合(細菌数 2.4×10⁵ /g)積み戻し
無加熱摂取冷凍食品:しゃこ類(FROZEN BOILED MANTIS SHRIインドネシア第11条第2項成分規格不適合(細菌数 3.2×10⁵ /g)積み戻し
全件です。違反は輸入時検査での不適格判定であり、インドネシア産の「冷凍食品(その他)」全般の安全性を示すものではありません。件数は輸入量・検査率に比例します。

インドネシア産の他の品目

「冷凍食品(その他)」の他の生産国

📊 出典リンク付きでの引用・転載は自由です(例:「出典: 食品衛生アーカイブ https://shokuhin-archive.com/country/indonesia/reito-shokuhin/」)。